多様性にも対応したマーケティング手法で更なる顧客価値を生み出す。ヨシケイグループの戦略立案「総合企画」の役割
- マーケティング
- 商品企画
ヨシケイ開発の中でも重要課題が集まる中枢の部署、グループ全体の経営企画やマーケティングを担うのが総合企画部です。メニューのさらなる強化とDX推進を柱とする中期経営計画に向けて「変革」を推進しています。
「エンドユーザーに何が起きているか見届けることができる、BtoC事業の仕事にやりがいを感じています」
そう語るのは、主体者となりプロジェクトを牽引するYMさん。自ら企画提案した「変革」事例などについてインタビューしました。
PROFILE
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YMさん
総合企画部
ビジネスコンサルティングの会社を退職後、さまざまな職を経験し、2020年にヨシケイ開発に入社。総合企画部にてマーケティング業務に従事。小4と中3の男の子を育てながら、バリバリ働くワーママ。休日は子どものために時間を使うことが多く、子どもが好きなサッカーやお弁当食材の作り置きをして過ごす。
目次
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最後まで見届けられるBtoC事業の経営企画
前職からの転職理由とヨシケイに入社を決めた理由を教えてください。
大学卒業後、ビジネスコンサルティング会社に勤めていました。退職後は職を転々としましたが、コンサルティングの仕事自体は好きでした。
ただ、あくまで外部の人間なので、自分が担当したプロジェクトがその後どうなったのか、最後まで見届けることができないことにジレンマを感じていました。
また、BtoB事業の経営企画も経験しましたが、クライアントの先にいるエンドユーザーで何が起きているのか見えにくかった…。ターゲットの動きをダイレクトに見ることができる仕事がしたいと思っていました。
ヨシケイを選んだのは、こうした思いを叶えられると思ったことと、この先まだ伸びていく業界だと感じたからです。私自身がワーキングマザーで、自分自身がコアターゲットな業界サービス。社会全体で見てもワーキングマザーが増えていることから、今後も求められるサービスだと感じていました。 -
チーム総力戦で課題解決に挑む
現在の業務内容について、具体的にどんな仕事をしていますか?
マーケティング業務と、いわゆる経営企画部門の一部業務です。
マーケティング業務については、現状の顧客ニーズを把握するために、設問設計から配信・集計・分析までの一連の流れに携わり、定期的にユーザー向けアンケートを実施。さらに非ユーザーに対しても、外部の調査会社に依頼して、市場全体の動き・自社の立ち位置を調査しています。
販売データ・出荷実績をもとに、全体感のみならず、必要に応じて顧客軸の分析もかけ、メニュー開発部、商品物流部と連携しながら、提案内容を考えていきます。
役員へプレゼンテーションして承認が得られれば、サービスリリースまでのスケジュール管理を行い、全体進捗をコントロール。その後も、実行した施策によって実績がどう変化したか、集計・分析し、さらなる改善をしていきます。
経営企画については、会社のビジョンを踏まえ、中期経営戦略を策定しました。現在は、毎年ローリングを実施しながら、中期目標を目指して邁進しています。重要な施策についてはリーダー的なポジションで入り、スケジュール管理と方針の軸がブレないようにコントロールしています。
経営企画の仕事は、他部署との連携が不可欠です。違う方向に向かっている人がいたら軌道修正をして、全体の舵取りをするのが大切な役割です。仕事をする上で意識しているのは、目的を見失わないこと。求められるスキルとしては、一番はコミュニケーション能力だと思います。
当部のメンバーは率直な意見をぶつけ合いながら、より良いものを作り上げていこうという人たちが多いです。ポジティブに物事を捉えて進めていける人が多く、チーム総力戦で解決していこうという雰囲気で頑張っています。 -
多様性にも対応していくマーケティング手法を提案して実施
印象的だった経験を教えてください。
調査会社を利用した大規模調査とお客様に対する調査について、それぞれ定点調査(一定期間ごとに同じ質問の調査を行うことで、回答傾向の変化を測り分析する手法)と必要に応じたタイミングで実施できるようにしたことです。
以前は、お客様を年齢や性別などいわゆる属性で区切っていました。多様性のある時代において果たしてそれでいいのかー。生活スタイルや食意識に応じたグループに切り分けてニーズを調査したいと、その必要性を役員に訴えました。今も現在進行形ですが、ようやくグループ全体に考え方が浸透しつつあります。
また、BIツールの活用により、実績の詳細分析を可能にし、それらの結果をもとにメニューリニューアルの企画提案から実施まで、プロジェクトリーダーの立場で関わらせていただいたことも貴重な経験となりましたね。
BIツールについてはすでに導入はしていたものの、私が入社した当時はあまり使いこなせていませんでした。合計出荷数や売上のみならず、グループ全体のデータを整理し、顧客軸の分析がしやすいように改善しました。 -
自らの企画提案が実行されたとき
やりがいを感じるのはどんなときですか?
自ら企画・提案した内容が役員に承認され、実行に移されたとき。あとはメンバーの成長を感じるときですね。
2022年に行ったメニューリニューアルでは、プロジェクトの主体者となり、初めから終わりまで深く関わることができました。理想形に持っていくのは難しいですが、納得してもらえる落とし所を見つけながら、各部署と協働しながら形作っていきました。各部署の業務を詳しく知る経験にもなりましたね。 -
制度を活用して子どもとの時間を捻出
子育てと仕事の両立をどのようにしていますか?活用している社内制度等ありますか?
小4と中3の男の子がいます。心がけていることは、家に仕事は持ち込まないようにして、オンとオフのメリハリをつけること。子どもとの時間を意識的につくるようにしています。
活用している社内制度は、時差出社や時間休です。時差出社は週1回、子どもの習い事の送迎をするために、早出早帰りにしています。時間休は子どもの通院や学校行事などで利用することが多いですね。 -
全都道府県に広がるヨシケイグループの結束力
YMさんが思うヨシケイの強みとは何ですか?
北海道から沖縄まで、全都道府県に広がる64のFC、302の営業所の結束力です。それを一番強く実感できるのが「秋のミールキット祭り」です。
5月ごろからグループ全体での営業会議が始まり、具体的な施策をヨシケイ開発からFCに共有するとともに、FC間では具体的な取り組み事例の共有がされるのですが、皆さんのやる気スイッチが入り、目標達成に向けて気持ちが一つになったときのパワーは凄まじいです。 -
お客様とFCと本部の三位一体
ヨシケイを一言で表すと?
「三位一体」です。三位とは、お客様とFCとヨシケイ開発本部。3つの歯車がうまく噛み合うことで、良い変化が生まれます。お客様のニーズに即したメニュー内容や企画をヨシケイ開発が提案し、FC現場を通じて、その意図・価値をお客様に十分に伝えることができたときに、出荷実績・受注件数として跳ね返ってくるのです。
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グループのあるべき姿を確立
将来挑戦したいことや目標を教えてください。
ヨシケイグループはまもなく50周年を迎えます。今後の50年もさらに飛躍を続けるべく、グループのスケールメリットを最大限に発揮できるように、あるべき姿に近づけていくことが目標です。
1日のスケジュール
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08:45
始業
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09:00
メール・スレッドチェック
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10:00
打ち合わせ
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11:00
打ち合わせ
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12:00
昼食
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13:00
資料チェック・フィードバック
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15:00
資料作成
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16:00
打ち合わせ
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18:00
退社